プリンターの廃棄・処分方法はどうしたらいいの?

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家庭用プリンターは、一般的に5年ほどで寿命を迎えるとされています。使用頻度によっては、3年ほどで寿命を迎えてしまうこともあるようです。家庭用プリンターの場合、パソコンを買い替えるタイミングでプリンターも買い替えてしまうという人が多いと言われています。

さて、買い替えの際に気になるのがプリンターはどのように廃棄・処分すればよいのかということでしょう。ここでは、家庭用プリンターの廃棄・処分についてまとめておきます。

プリンターはゴミとして処分可能

家庭用プリンターの廃棄・処分方法として、粗大ゴミや不燃物として出すという方法があります。これは各自治体でどちらの扱いになるのか異なるので、必ず確認しましょう。粗大ゴミとしての扱いの場合、粗大ゴミシールや処理券をコンビニエンスストアなどで購入し、それを貼り付けてゴミ収集所に出します。粗大ゴミシールや処理券は、数百円ほどで購入可能です。きちんと回収されて適切に処分されるので安心です。

ゴミとして処分する際の注意点

プリンター本体は、ゴミとして処分できますが、注意しなければいけないのが中に入っているインクやトナーです。インクやトナーについては、メーカーに回収してもらうか、家電量販店の回収ボックスを利用しましょう。インクやトナーにはとても細かい粉末が入っていて、これが粉塵爆発を引き起こしてしまう可能性があることから、ゴミに捨てることは禁止されているのです。粉塵爆発した際に、粉末が空気中に飛び散ってしまうと体に悪影響が出るというような危険もあるので、捨てないようにしてください。

それから、ゴミに出す際は、回収日の前日夜遅くに出すようにしましょう。時間があるなら、回収日の早朝のほうが安心です。なぜかというと、回収業者が来る前に、プリンターが盗まれてしまうという可能性があるからです。プリンターは、使えないモノでも部品を再利用できることがあるため、誰でも入れるようなところに回収車が来るという場合は、特に気を付けたほうが良いです。

ゴミにしないで廃棄・処分する方法はあるの?

プリンターを廃棄・処分する際、ゴミにする方法を選ぶと、処分費用がかかります。廃棄するのに費用がかかるのはもったいないな・・と感じる人や、捨てるのがもったいないと感じてしまう人は、他の方法で廃棄・処分してみるのも良いでしょう。ゴミに出す以外の方法についてまとめておきます。

プリンターの下取りを利用する

家電量販店で新しいプリンターを購入する場合、下取りしてもらえる可能性があります。大型家電ではよく下取りサービスを行っていることがありますが、プリンターは行っている家電量販店とそうでないお店がありますので、事前に確認してみましょう。パソコンとまとめて買うと一緒に下取りしてもらえる可能性もあります。これにより、新しいプリンターの購入費用も抑えることができますし、使用していたプリンターの処分費用もかかりません。

フリマで出品してみる

フリマでは、プリンターの出品もよく見かけます。あまり古すぎるものは売れない可能性もありますが、使うことができてそれなりに新しいものなら売れる可能性があるでしょう。送料かかかるので、その分も考えて価格を設定してください。フリマの場合は、売れるまでは自宅で保管しておかなければいけないので、保管状態にも気をつけましょう。また、いつ売れるかは分からないというデメリットもあります。

リサイクルショップに持って行く

リサイクルショップでは、プリンターの買取もしてくれます。リサイクルショップでは、故障している場合でも買取してくれる可能性があるので、動かないけれどゴミに出す前に査定してもらいたいという場合は、相談してみましょう。多少でもお金に換えることができれば良いですね。

プリンターを廃棄・処分する際はデータを消去しよう

プリンターを廃棄・処分する際に注意したいことがあります。それは、スキャナーデータの消し忘れです。スキャンしたデータは、プリンター内に保存されているので、このデータを消し忘れしてしまうと、個人情報が漏れてしまうというような事態にもなりかねません。
特に重要なデータはスキャンしていないというような場合でも、念のためデータを消去してから廃棄・処分するようにしましょう。また、SDカードの抜き忘れやUSBメモリの抜き忘れにも注意するようにしてください。

業務用プリンターはゴミにできない

家庭用プリンターはゴミとして廃棄・処分可能ですが、業務用プリンターの場合は、ゴミとして廃棄・処分することはできません。また、家庭用プリンターを会社で利用している場合、法人利用となるので、一般ごみでは捨てることができないので注意してください。この場合は、産業廃棄物として処分することになります。産業廃棄物を回収している業者に連絡して、適切に処分しましょう。処分した際は、証明書を交付してもらう必要があります。

また、メーカーによって廃棄処分を行ってくれるケースもあるので、使用しているプリンターのメーカーに問い合わせしてみましょう。ただし、メーカーで処分を依頼する場合は、産業廃棄物業者に回収してもらうよりも割高になる可能性があります。業務用の場合も、必ず内部データを消去することは忘れないようにしましょう。特に業務用は沢山のデータが残っていますので、消去し忘れてしまうと大変なことになります。

プリンターを廃棄・処分する方法についてご紹介しました。家庭用と法人使用では、廃棄・処分方法が異なります。プリンターの廃棄・処分は適切に行うようにしてください。

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